シルクペインティングをお勧めする理由

シルクペインティングに限らず、どんな絵でも、大人になってから始めると色々な発見がありますが、
ただ暇つぶしに描くのと、前向きな気持ちで描くのとは全く違いますね。

あなたは何か新しくやってみたいことはありますか?

さて、私が今の教室を始めようと思ったのは、それまでのフランスと日本の往復生活を終えて日本に落ち着いてからです。
シルクペインティングをお勧めした
い理由はいくつかあります。

フランスでは、ごく普通にシルクペインティングという言葉を聞き、趣味で楽しんでいる人達にたくさん出会いました。必要な画材も簡単に手に入ります。画材店だけでなく、近所のスーパーでも売っているところがありました。

ところが、日本では、シルクに絵を描くと言うと、日本画や墨絵のような絵を想像する人がほとんどで、実際の私の絵を見せるととても驚かれます。

残念なことに、画材も限られたお店でしか購入できないということは、今はそれだけ需要も少ないということです。
そんな状態をなんとか少しでも変えたいと思い、この楽しさをもっと多くの人に知ってもらえたらとずっと思っていました。

以下、お勧めの主な理由です

幸せを感じてほしい💛
日本人にピッタリ!
全くゼロからでも大きな可能性のあるジャンルです。
まとめ

幸せを感じてほしい💛

シルクペインティングは、紙と違って、布なのでいろいろと応用が利きます。

全くの初心者でも、塗り絵を基本に色を塗れば、誰でも素敵な作品が短時間で完成し、額に入れて飾れます。

デッサンやスケッチができなくても、どんな色を使っても大丈夫!
作品が出来たら、まずは自分でしばらく眺めたくなりますよ。

そして、ご自分のお部屋に飾ったり、誰かにプレゼントするのも喜ばれます。誰かに見せたくなります。きっと誰もがハッピーになります。

思ったよりうまくできたら、また作品を作ってみたくなり、スカーフや、ハンカチ、その他クッションカバーなどにも応用したり、クラフトとしての部分もおおいに楽しめるんです。

自分で作った世界で一つのスカーフなんて素敵でしょ?

何を描いても作っても、あなたも周りの人も幸せにするシルクペインティングです。♥♥♥

日本人にピッタリ!

シルクペインティングは、線で描くのが基本です。 自分で下絵から作るのも、塗り絵の感覚で考えるとやりやすいです。 

もちろん、滲み止めを塗って線を入れずに描く方法もあります。また、滲みをうまく利用して抽象画のように描くこともあります。

でも友禅染めと同じく、基本的には線で囲って、色を塗った時に隣の面へ滲んでいかないようにします。

日本人は小さいころから漫画が身近にあり、マネして描いてみたりしたんじゃないでしょうか?アニメでも線が重要です。また北斎、広重などに代表される江戸時代の絵師たちも線で描いています。

こういった当たり前のように思っていることが、海外では特別なものに捉えられ、浮世絵は西洋の画家に影響を与えました。広重の線で描く雨などもそうですね。近年では線を塗る塗り絵が大流行しました。

日本人は線画を描くのに、全く違和感はないと思います。また友禅などの着物も模様がしっかり線で描いてあります。

シルクペインティングは、最初はフランスで人気が出て広まったというのは、この日本の技法の、線で描くということの影響もあるのかなと思います。

ということで、塗り絵だと思えば、初心者にあまり抵抗はないのです。

全くゼロからでも大きな可能性があるジャンルです。

もしクラフトが好きなら、シルクのスカーフその他の手づくりの作品を販売するなど、今はネット上にもそのための場所ががたくさんありますし、イラストや絵画にしても、以前より格段に人に見てもらえる環境が整っています。努力次第で、趣味の域から仕事にすることも充分可能です。

私の場合、シルクペインティングは全くゼロからです。
そして、周りに同じことをする仲間もいなかったのですべて独学です。

初めてインストラクターとして仕事をしたホテルのアトリエは、たくさんの下絵(塗り絵)の中から選んで色を塗るという、バカンス中にできる気軽な体験の場所でした。その後私が作った下絵のサンプルを選んで楽しそうに描いている子供たちを見るとうれしくなりました。

ゲストがいない時間は、アトリエを閉めて、自分の絵を描くことにはまってしまいました。

そんな私の一番最初の作品は人に見せられないほどのレベルでしたが、そのうち人に喜ばれて褒められたりすると、自分も刺激され、ますます楽しくなり、自分なりにいろいろと描いて、作品を作りました。

帰国してからも、スカーフを作ったり、手作りのイベントに出したり、お店に置いてもらったりと、とにかくシルクペインティングは続けました。
そして、ある時から絵画として描いてみたくなり、その後いろいろな出会いを経て、考えたこともなかった絵を描く仕事をすることになったのです。

私の経験から思うのは、他の油絵や水彩画などと少し違って、シルクペインティングは気軽に始めやすい絵のジャンルと言えます。

まとめ

シルクペインティングはまだ名前さえも聞いたことがない人がほとんどです。
日本では、この技法を体験できる機会や場所は非常に少ないですが、
機会があれば、少し先の、具体的な未来を思い描いて、ぜひ楽しみながら始めてください!

ゼロから始めるシルクペインティング。

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プロフィール

 

 

 

初めまして。

 

シルクペインティングという技法で

 

絵を描いている太田久代です。

 

 

 

 

短大の英文学科卒業後は、

 

海外へのあこがれが強く

 

アルバイトをしながら

 

アメリカへの旅行や長期滞在を

 

繰り返していました。

 

 

 

この頃は、画家として仕事をするということは

 

想像したこともありませんでした。

 

 

 

ある時ニューカレドニアで

 

出会ったシルクペインティングに

 

魅せられ、

 

 

現地ホテルのアトリエで

 

インストラクターとして

 

仕事をしました。

 

 

帰国後はクラフトの分野で

 

シルクペインティングの制作を続けました。

 

 

 

そして

 

水彩色鉛筆をもらったのがきっかけで

 

旅行に行った南仏の風景を描いてみました。

 

 

その絵をシルクに描いてみたのが始まりで

 

写真を見ては絵にしていきました。

 

 

 

ある程度描きためたので

 

初めて個展を開くことにしました。

 

 

 

翌年、阪神淡路大震災の影響で

 

個展は延期になりましたが

 

付近にまだ瓦礫の山が残っているギャラリーで

 

無事行うことができました。

 

 

 

そしてその頃からクラフトよりも

 

絵画として作品を発表していきたい気持ちが

 

強くなりました。

 

 

 

その後大阪のギャラリーで

 

デビュー展をさせて頂き、

 

それ以来作家活動を続けています。

 

 

 

10年以上、南仏のアトリエで

 

作品の制作を続けながら、

 

主にデパートでの個展を開催してきました。

 

 

 

これから絵を始めたい人。

 

新しい趣味を持ちたい人。

 

自分も周りの人もハッピーにしたい人。

 

絵が好きな子供たち。

 

 

 

など、そんな方たちに

 

シルクに描く楽しさを

 

 知ってもらえたらうれしいです。

 

 

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