2023年4月中旬に開催した、シルクペインティング1日体験教室は、皆さんと楽しい時間を共有できました。
この体験会は、京都の、和装婚礼衣装、呉服全般の仕立て、販売などを行っている丸博株式会社様の主催で開催しました。
開催場所の岡崎庵は、旧邸宅の建物で、現在は結婚式場やイベント会場として利用されています。
周辺には、平安神宮、京セラ美術館、京都市動物園など多くの観光スポットもあり、周辺散策も楽しいところです。
体験教室の窓からは、平安神宮の大鳥居、動物園のキリンも見えます。
当日までに、2種類の下絵からどちらかを選んで頂き、簡単な描き方の動画も送り
事前に見て頂けるようにしました。
お花と蝶の絵を選んだ方が多かったです。
サンプル画像です。↓
各テーブルで、ペイント(セタシルク)5色を2人で使用しました。
今回は、グッタでシルクに線を描く工程は、試し描き程度にして、
事前にグッタで下絵を描いたシルクに、サインや簡単なモチーフを入れてもらいました。
まずは一番よく使うテクニックのぼかしから始めます。
蝶の羽、花びら、イソギンチャクなどの部分は、どちらの絵も
2色使いのボカシの練習をしながら色を塗ります。
皆さん、素晴らしいです!
後は細かい部分を塗っていきます。
バックを塗り、塩をパラパラと振ると、ペイントの乾き具合、水分の量、塩の量、振り方その他、
様々な条件で、塩が変化し、予測できない形になります。時間がたつとどんどん変化していくので
ドライヤーで止めるということもできますね。
ここまで、作品作りに集中してちょっと疲れたかな?
皆さんのスピードが、予想以上に早くて、午前中にほとんど完成寸前までいきました。
ランチを食べて、リラックス。皆で楽しく頂きました。
私は、松花堂弁当を頂きました。
午後からは、額装の準備をします。
まず、シルクにアイロンをかけて色止めをします。
次に、シルクに裏打ち紙をアイロンで貼ります。
アイロンをかけると、全体にパッととても鮮やかな色になりますよ。
シルクの円の周辺を1cm弱残して、丸く切り取りましょう。
額に入れる作品に合う、中を丸くカットしたカラーペーパーを選びます。
この色がいいかな? いやこっちかな? これも楽しい時間ですね。
額に入れたら完成!!
なかなかいい出来!でしょう?
同じ下絵でも、それぞれの色使いや塗り方で、オリジナルな作品になりました。
年齢は関係なく、誰でも初めてでこんな素敵な作品が作れるシルクペインティング、
改めてもっと多くの方にこの楽しさを伝えたいと思いました。
最後に皆で記念写真。ここには、立派な能舞台もあるんです。
皆さんがこの1日体験を本当に楽しまれたようで、私もいろいろと勉強にもなり、
また次へと参考になることもいくつかありました。
また機会があればお会いしましょう!
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